1971年に床ずれ防止用の布団として開発されたムアツ布団。多くの医療機関でも使われており、信頼性の高い布団です。また、ムアツ布団で採用されている突起構造は、体の負担を軽減させるため、他の多くの布団にも使われています。
ただ、評判の中で気になったのが、「カビが生えやすい…」ということ。実際はどうなのか?その対策も紹介します!!
最初に、ムアツ布団の特徴を整理(^^♪
最初に、ムアツ布団が医療機関に信頼されているのか?その理由を紹介します。
ムアツ布団の最大の特徴がタマゴ状の突起。この突起が体への負担を分散させることで、自然な寝姿勢で快適に眠ることができます♪
そして、衛生的なウレタンフォーム。綿切れやホコリが出ず、ダニや虫が発生しにくい構造を持っています。病院は免疫が下がった患者さんが多いので、うってつけですね。
長所もあれば欠点も…ウレタンフォームの特徴とは
量販店に多く売っている羊毛製や綿製とは異なり、ダニや害虫が発生し辛いウレタンフォーム。メンテナンスをしていれば衛生的な反面、弱点もあります。
裏面と床面に注意!カビが生えるかも…
ウレタンフォームの最大の弱点がカビです。カビが発生しやすい理由ですが、湿気が裏面に溜まりやすいから。寝ている時に発生した汗などの湿気が、裏面に溜まりやすいのです。また、直に布団を敷いた場合などは、温度差で結露が発生することも…
夏場は汗で湿気がこもりやすく、冬は温度差で結露が発生しやすいので注意しましょう!
カビの発生を予防するには?
カビが発生すると、衛生的にも気分的にも嫌ですよね。最大の対策は発生を予防すること。これから、その方法を紹介していきます。これは、布団を長く使うことにも繋がってくるので、是非とも活用してください。
まず最初に、湿気が逃がしやすい環境を作ろう!
最初にやっておきたいのが、湿気を逃がしやすい環境作り。この環境を作っておけば、カビの発生率がグンと下がります。
その対策方法が、
- すのこタイプのベットを使用すること
- 吸湿敷きパットを床と布団の間に敷くこと
です。
何よりも大事なのが、裏面の通気性を確保すること。スノコはその役割をしっかりと果たしてくれるので、最適です。スノコが無い場合でも、吸湿タイプの敷きパットを使えば、かなり環境が良くなります。乾かせば再利用できる敷きパットも多いので、是非ためしてください。
環境だけで安心はNG!ちゃんとメンテナンスもしよう!!
今まで紹介した方法だけで安心していませんか?実は、ここから紹介するメンテナンスの方が重要です。
カビは湿度が65%以上、温度20~25℃で発生し、更に栄養分の条件が整うとどんどん発生していきます。
それを防ぐには、壁に立て掛けるなどの陰干しが重要。裏面の湿気をしっかり逃がすようにしてあげましょう。
この方法は他のマットレスにも有効です。
さらに、ホコリや髪の毛があったらマメに掃除をしましょう。こうすれば、カビに栄養分を与えずに済みます。
ちょっとおまけ。布団を更に長持ちさせるもう一つの要素
ここまでムアツ布団のカビ発生を予防する方法を紹介してきました。
カビ予防は、布団を長持ちさせる要素の大部分を占めますが、もう一つ長持ちさせる方法があるのです。
それは布団の上下をひっくり返すこと。
これは、体の頭側と足側で体重のかかり方が違うので、上下をひっくり返すことでバランス良く使っていくことを考えた方法です(車でいうとタイヤローテーションと同じイメージです)。
これもはっきりとした頻度の決まりは無いのですが、布団を陰干しするためにマットレスを動かすタイミングで行うのがやりやすいと思います!!
まとめ
今回はムアツ布団にカビが生えやすいと言われる理由と、その対策方法を紹介してきました。
他にも、雲のやすらぎプレミアムもオススメですので、比べてみてください。
この記事があなたの快眠生活に繋がれば嬉しいです!!